アロマバスが嬉しい時期になってきましたので、今日は簡単な実験をしてみました。
精油を湯船のお湯に直接垂らす方法を紹介している本が多いので、そのようにしている方が殆どだと思います。
でも精油って、お湯に溶けるものなのでしょうか?
今回の実験に使った精油は、この時期に皆さんがよくお使いになるであろう『オレンジスィート』です。
100mlのビーカーに40℃程度のお湯を入れ、オレンジスイート精油を3滴垂らした後、透明の樹脂製混ぜ棒でよく撹拌(かくはん)し、数分後の様子をみました。
画像をご覧いただくと、お湯の表面に黄色い膜が出来ているのがわかります。
実験の結果、精油はお湯に殆ど溶けませんでした。
かわりに樹脂製の混ぜ棒が精油で溶けてしまい、オレンジ色になりました。
ムエットで拭ったので、ムエットも少しオレンジ色になってます。
精油と同じ滴数の乳化剤(バスオイル)を加えた場合
次に精油に同じ滴数の乳化剤(バスオイル)を加えてから、先ほどと同様にビーカーのお湯に入れ、撹拌しました。お湯の表面に精油のオレンジ色は見当たらず、きれいに混ざったように見えます。
ムエットをお湯の表面に浸してみましたが、特に変化はありません。
混ぜ棒にも、オレンジ色が付いていません。
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